日光陽明門40円赤の鉄道郵便印
2019/02/26
日光陽明門40円赤は書状速達額面であり、また書留加貼り額面でもあったため櫛型印は多く存在します。外信船便にも使用され欧文印も比較的多く見かけます。昭和41年に速達料金が値上げされたため、この切手の実質の使用期間は4年あまりですが消印は少なくはありません。今回の消印は昭和39年の東京門司間の鉄道郵便印ですが、当時は郵便物は原則的に鉄道で輸送されており、速達郵便物を車内で仕分けする 形を取っていたようですので速達での消印と推測されます。
切手収集を始めて40年、動植物国宝切手や平成切手また戦後の記念切手の消印バラエティを中心に収集コレクションし、オークションにも参加しております。コレクションの中からいろいろな消印を紹介していきます。