平成切手メジロ50円コイルのトビ色エラー年賀櫛型印
2020/12/07
平成切手メジロ50円コイルは郵便料金改正初日から販売を開始しました。全国約300の郵便局にあった自動販売機で10枚まで選択して販売され、最大で5枚繋がった状態で出てきます。また、東京中央局・名古屋中央局・京都中央局・大阪中央局の郵趣窓口では1巻(1000枚)単位で購入が出来ました。従って切手貼付を前提とする企業需要は少なくなかったと思われ、当時のキロボックスからもヤマセミ80円コイルとともに使用済みの入手は可能でした。今回の消印はトビ色年賀櫛型印でD欄櫛残りのエラー印ですが、本来トビ色の消印は通常使用しないため何らかの事情があっての押印だと思われます。ヤフオクなどで出品されているトビ色年賀印は郵趣家や切手商による故意的な消印のようです。消印は平成9年の奈良三本木局印です。