立山航空80円のD欄分室名入り櫛型印
2017/09/27
立山航空(円位)は1952年7月1日に銭位から円位への切り替えの一環として、図案の数字のみを変更して6種類が発行されました。すべて外信航空料金に該当したものですが1年後の料金改正により、75円と80円以外は適応する額面がなくなってしまいました。80円はアメリカを含む第3地帯宛の航空書状用のため非常に多く使用されました。当時、欧文印の配備局が少なく和文印で処理された消印も多かったようです。消印はD欄分室名入り、東京中央局日活ビル内分室櫛型印です。
(局の変遷)
・1952年4月1日~1971年1月31日=東京中央郵便局 日活ビル内分室
・1971年2月1日~2003年3月29日=東京中央郵便局 日比谷パークビル内分室