国立公園2次「霧島屋久」7円の年賀機械印
2018/06/01
今回の消印は記念切手に押印された年賀印です。消印は昭和44年の東淀川局印で、切手は国立公園2次霧島屋久7円ですが、発行は1968年11月ですから発行後での年賀使用になります。昭和44年当時は記念切手は未使用でシート単位で収集するというコレクションが一般的であったために、収集家以外が記念切手を郵便に使用することは珍しく年賀用に年賀切手以外を使用することは更に珍しかった時代です。ですので昭和40年代以前の記念切手の年賀印が少なく稀少な消印になると思われます。7円切手ですのでハガキ用に使用されたものですが、これが15円の封書であれば大変稀少になります。また、東淀川局はその当時、日立式機械印が使用されておりますが(昭和44年12月21日まで)1の数字にセリフはないことから、残念ながら日立式年賀機械印にはならなかったようです。ちらみに日立式年賀機械印は千葉局で使用されています。