記念切手の昭和63年標語Ⅱ期付唐草和文機械印
2017/01/07
郵便番号導入の際に認知度を高めるため、1968年(昭和43年)から機械印の下に標語が付けられました。しかし認知度が高まるにつれて、下記のように推移し廃止されています。ですが、他の消印変更と同様に告示は徹底されずにかなりの局で平成になるまで使用されていました。標語もまちまちで中には平成になっても使用されていました。標語には下記のようにⅠ期、Ⅱ期、Ⅲ期とあり、新しい消印であればⅠ期の標語は難易度が高いわけです。今回の消印は昭和63年のⅡ期標語入り唐草和文機械印、後期使用例になります。大きな局ほど、標語は残っているようです。
(標語入り機械印)
・1968年(昭和43年)6月1日~「あて名には郵便番号を」(Ⅰ期標語)
・1969年(昭和44年)~「郵便番号をお忘れなく」(Ⅱ期標語)
・1971年(昭和46年)~「郵便番号はハッキリと」(Ⅲ期標語)
・1980年(昭和55年)~逐次取り外すように通達
・1990年(平成2年)~新機械印導入による実質廃止