国宝1次「信貴山縁起絵巻」の翌月使用和文機械印
2017/01/07
国宝1次シリーズは1968年から1969年にかけて7集21種が発行されました。使用済みは非常に人気の高い記念切手のひとつになります。今回の消印は2集の「朝護孫子寺信貴山縁起絵巻」(ちょうごそんしじ しぎさん)の日本橋局の昭和43年7月の和文機械印、発行翌月の消印です。朝護孫子寺は、奈良県生駒郡平群町(へぐりちょう)の信貴山にある信貴山真言宗総本山の寺で、本尊は毘沙門天(多聞天とも称する)で「信貴山寺」とも言います。
(朝護孫子寺信貴山縁起絵巻~ウィキペディアより)
信貴山縁起(しぎさんえんぎ)は、平安時代末期の絵巻物で、2006年現在、日本の国宝に指定されている。『源氏物語絵巻』、『鳥獣人物戯画』、『伴大納言絵詞』と並ぶ四大絵巻物の1つと称される。朝護孫子寺が所蔵(原本は奈良国立博物館に寄託されており、当山内の霊宝館では複製を展示)。「信貴山縁起絵巻」とも称する。後述のごとく、表題は寺社縁起絵に属するものであるが、内容は高僧絵伝の範疇に入る。