ポストスタンプブログ

切手収集を始めて40年、動植物国宝切手や平成切手また戦後の記念切手の消印バラエティを中心に収集コレクションし、オークションにも参加しております。コレクションの中からいろいろな消印を紹介していきます。

動植物国宝 消印資料

新ホトトギス3円のD欄枠残りエラー印

2017/01/07

昭和60年代から平成初期にかけて、消印の以降時期にまず櫛型印から丸型印へ昭和61年4月1日に、全国306局の特定局にて移行されました。この時期ですが、昭和57年5月31日から全国71局で使用された「試行印」もあり、櫛型印、丸型印、試行印の3種類が平行して使用されていました。その移行期間も使用最終日という決まりも無くそこで様々なエラー印が発生します。今回の消印はその中で「D欄枠残りタイプ」と呼ばれるものです。このタイプはD欄県名入り櫛型印の局に発生します。また、消印に使用されるインクですが、1991(平成3)年4月20日から、「黒」から「濃い青紫色」に変わりました。今回の消印は黒色消印の最終日印です。

(エラー印の主な種類)
・丸二タイプ(D欄・E欄の櫛部分が抜けたもの)
・横バー抜けタイプ(D欄・E欄の櫛は残っているが横のバーが抜けているもの)
・D欄櫛抜けタイプ(D欄の櫛だけが抜けたもの)
・E欄櫛抜けタイプ(E欄の櫛だけが抜けたもの)
・D欄櫛残りタイプ(D欄の櫛だけが残ったもの)
・E欄櫛残りタイプ(E欄の櫛だけが残ったもの)
・D欄枠残りタイプ(D欄の枠部分だけが残ったもの⇒D欄県名入りや分室名入りに存在)
・D欄三日月残りタイプ(試行印使用の局でD欄は三日月、E欄に櫛が入ったもの)

 

新ホトトギスエラー櫛型印

 

 



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