五重塔航空30円(円位)の分室局櫛型印
2017/11/05
五重塔航空30円(円位)は発行当初は、ハガキの速達便(5円+25円)に合致したために私製ハガキ速達便に使用されました。その後、昭和36年6月に速達料金が30円になり速達加貼り用として使用され、昭和37年の円覚寺舎利殿30円の発行への切り替わりでほとんどが消化されました。今回の消印は昭和32年の分室局、阿倍野局阿部野橋分室の櫛型印、おそらく速達に使用されたと推測されます。
(局の変遷)
・1948年9月6日~2007年7月29日=阿倍野郵便局 阿倍野橋分室
・2007年7月30日~2012年3月31日=浪速郵便局 阿倍野橋分室